約 206,429 件
https://w.atwiki.jp/arcadiasaga/pages/1684.html
クエスト>トリネイ開拓地防衛戦 に戻る 銅の宝珠 必要数 内容 備考 ファルトポーション 20個 アクシーポーション 40個 クラシオンポーション 60個 ぼろぼろの封筒 80個 銀の宝珠 100個 銀の宝珠 必要数 内容 備考 ミニチュア家具 4個 ストアハウスボックス 5個 ロンデニス商会の貸し倉庫に物やお金の出し入れが出来る箱 ※犯罪者でも使用可能 職別 首飾り 6個 普通の封筒 8個 レトリックサック 9個 装備可能Lv1インベントリ+5 黄金の宝珠 10個 黄金の宝珠 必要数 内容 備考 綺麗な封筒 1個 鍛錬素材 2個 奇緑の粉塵 3個 STR,VIT,DEX,AGI,INT,MNDの中から選ばれたステータスに割り振られているボーナスポイントを全て未分配状態に戻す粉 ※初期値状態のステータスが選ばれてもアイテムは消費してしまいます Lv40防具 5個 劣化カオスor劣化マグネス Lv50装備 10個 劣化ブラッディor劣化ノトス Lv45盾 30個 ヘリオスシールドセレネシールド 最高の鍛冶職人と魔術師によって鍛え上げた恐るべき性能と、特殊なガードスキルを秘めたアイテム
https://w.atwiki.jp/tunis7zaftred/pages/188.html
「ZAFT・RED北米開拓地レポート」 北米開拓地レポート トップへ 【第12回 いちど交易品から離れてみる】(2015/06/19) W.I.Za.R.D.のコーナーでも書いたとおり、体調不良もあり、2年ほどまともにインしてない状態が続いたこともあり……恐ろしいことに、3年9か月ぶりの更新…… もっと開拓街が盛り上がってくれれば、また違った展開になったのでしょうが、結果、見事にブランズウィクの街は放置されたままになっていたのでした。 何とかして使える街にしたいという願いとは裏腹に、アプデの内容は、他の商会の開拓街を積極的に訪問する、という方向にはなりませんでした。 さらに、何とか知恵を絞って、ブランズウィクを大砲製造の拠点にしようとした試みは、クロノクエストを利用することで、北海でも大砲作りのハードルが下がったことで、あまり価値を見出せなくなりました。 まあ、ひとつの開拓街で大砲と砲弾と鋼が出せれば、国籍を問わない分、バルセロナよりも便利にはなるのだろうけど、そのためには、どうやら銀行を放棄しなければならないらしく、違う意味での不便が生じてしまうようで…… さらに言うと、私個人が使う分については、メインが共有倉庫にストックしている材料で、十分にまかなえるのですね。 アプデが、開拓街同士の積極交流、という方向に向かなかった以上、大砲が作れる街……という立ち位置には、意味が無くなってしまったのですね。 今後、追加要素があればわかりませんが、すでにコンテンツとしては放置されて久しいので、あまり期待はできません。 で、まあ……新たに追加された交易品も含めて、何が魅力的なんだろうと考えると、まずは「ミツバチの巣」。 これが交易所で買えるというのはかなり便利。 あとは、センナ・キョウニンあたりで秘薬を作るとか、金を出して上納品をつくるとか……ししゅう糸も、そこそこ便利。 でも、ミツバチの巣は別キャラの商会で出すことになって、そこがEUとの往復ではブランズウィクよりも便利なのですね。 ………… というわけで、一旦、交易品からは離れてみることにしました。 アプデによって、開拓街に、色々と便利な施設が作れるようになったみたいです。 まあ、施設によっては、使えない、と非難囂々のものもありますが…… また、追加された施設には、なかなかオシャレな外観なものも多く、見た目の華やかさ、という点でも魅力があります。 で、どんな施設がいいのか、と考えた結果。 まずは、交易品の売買に補正がかかる、ということで、西インド会社。 まあ、何か使える交易品を出さないといけないので、展開次第では別のものに差し替えになるかもしれませんが。 次に製造管理局。 これも、開拓街間で交流がないと、微妙な施設だったりするのですが、実は、メインの造船が、最後の秘伝書を出すのに、まだ少しかかりそうだったりするので……造船R20を使えるようになる、というだけでもかなり便利。 いずれは差し替えになるかもしれませんが、複数のキャラで、あとRが1あれば……というときに、駆け込み寺のように使うことになるかも。 最後に印刷局。 これは赦免状狙いですね。 もっとも、1日1回開拓街に出向くのはかなり苦痛なので、これも微妙と言えば微妙なのですが…… と、とりあえず、追加施設の建設を目指し、当面は人口5000人突破を目指します。 ……このコーナー自体、すでに微妙ですが、とりあえず続けてみたいと思います。
https://w.atwiki.jp/kaitakuti/pages/18.html
ここは市役所(このwiki)に関しての雑談の場としてご利用下さい。 テストだぜ -- コボルド (2012-12-30 22 32 04) テスト -- 普通の人間 (2012-12-30 22 33 30) てすてすー -- 羊 (2012-12-30 22 41 12) 編集ってどうやったらできるの… -- 羊 (2012-12-31 00 27 22) うぇ〜いこれ調べたら携帯から編集出来ないんですかー)^O^(wwww -- 羊 (2012-12-31 00 30 13) テスト -- 半妖狐 (2012-12-31 12 18 10) てすと -- ホビット (2012-12-31 20 03 01) 思ったんですけど、初期とルールが違うような・・・。職…開拓に必要な道具などを作れる人 だったよね。。。とかおもって。。。でも、ボーダーラインむずかしいですよね・・・・ -- オロバス (2013-01-03 11 28 19) 皆さん明けましておめでとうございます! ルール変わってますかね?今でも職人の立ち位置は開拓の道具作りの人なような気が… 職人なのに戦闘してる人が多いって事? -- 羊 (2013-01-03 14 23 08) 狩りとかの時用とか戦闘時用にコンマ判定のテンプレとか有ると良いな~って思う -- 赤鬼 (2013-01-05 17 10 10) お久しぶりです 近いうちにページ作っときます -- 傭兵モナー (2013-01-05 18 42 37) メニューにページをいくつか追加…ダメだったら消してくださいな -- 無気力 (2013-01-06 16 03 02) 開拓地一覧ですが、かなり適当に作りました…各自で修正とかお願いします。ベースキャンプも同様で -- 無気力 (2013-01-06 16 11 52) メニューページ追加ありがとうございます! と言っても私は基本触れませんが…wwww -- 羊 (2013-01-06 16 44 12) やっとページ編集しました 遅くなって申し訳ないです -- 羊 (2013-01-07 14 41 20) うわ……パソコンで見たら普通だったのに携帯から自分のページ見たらズレズレだ…… でも直す気力無いです)^O^(wwww -- 羊 (2013-01-07 15 08 59) 職業の差別化をきっちり考えたいですね…戦闘職はとりあえず今のままで良いと思うのですが、生産、開拓職が今のままではうーん…って感じですし -- 無気力 (2013-01-09 18 38 49) とりあえず、メニューに職業一覧を追加しました。意見をどうぞ。 -- ホビット (2013-01-09 19 21 37) ありがとうございます、まず思うのですが、開拓民、開拓民改、開拓民超k -- 名無しさん (2013-01-09 19 26 39) ↑ミスです… 開拓民、開拓民改、開拓民超から設定を細かく決めたいですよね…今はただ上位互換って感じですし、開拓民にしかできない事、開拓民改しかできない事などがあれば良いんじゃないかなぁと思います。例えば開拓民は採取の速度(コンマ合計でなんたらとか)が早いだとか、改は建築の速度が速いとかでしょうか… -- 無気力 (2013-01-09 19 30 52) 用語辞典の方にも職業一覧があるんだけど…どうするの? -- ブロブ (2013-01-09 19 56 15) 用語辞典の方はロールの参考になるような感じで、各職業の詳しい説明や設定等を書き込んだりできたらいいなぁとか個人的に思ってます。職業一覧の方は簡単な説明と、基本的な決まり(猟師は戦闘時、攻撃を受けるまでは2倍ダメージを与えることが出来る等)などを書き込めばいいかと… -- 無気力 (2013-01-09 20 23 05) 少なくとも、開拓民三つの差別化が出来れば良いと思います。 -- 半妖狐 (2013-01-09 20 27 53) ですねー、とりあえずまずはそれからかなぁ… あと、勝手ながら職業一覧の方にもコメント欄を追加しました。そちらの方にバンバン意見出しちゃってください -- 名無しさん (2013-01-09 20 50 37) 巻き込み規制で来れなく…ちくしょー… -- ムッキー (2013-01-16 22 18 49) テスト -- 座敷童 (2013-01-18 14 39 49) ベースキャンプに「その他の建造物」を追加しました -- 座敷童 (2013-01-19 16 34 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tunis7zaftred/pages/62.html
「ZAFT・RED北米開拓地レポート」 北米開拓地レポート トップページへ 【第4回 見える 見えない 出る 出ない】(2011/02/25) 前回、中途半端なところで終わったので、臨時メンテナンスの時間を有効活用! みたいな感じで続きを書いてみる。 第1回と第2回でふれた入港許可についてだが、wikiの情報をサブキャラを使って検証したところ、実は、Tierra Americanaへアップデートを済ませたアカウントのキャラであれば、入港許可が初期の状態であっても、開拓街を利用できることが確認された。 Tierra Americanaへアップデートした製品版‥‥〇 El Oriente以前の製品版‥‥× ネカフェ・アカウント‥‥〇 El Oriente以前の製品版アカウントをネカフェでプレイ‥‥× 体験版アカウント‥‥× といったところだろうか。 無駄なドーピングをしてしまった‥‥できれば、ZAFT・REDのサブキャラたちは、可能な限りドーピングなしで育てようと思っていたのだが‥‥まあ、仕方がない。 気をとりなおして、いよいよブランズウィクの街に、建物を建築。 最初に造れるのは、6種類の住宅(RANK1)と、人工林、鉱山、畑、牧場と食料品交易所、工業品交易所。事前に流れていた情報どおり、銀行や酒場、造船所は初期状態では造れないようだ。まずは、人口を増やせということか。 で、住宅を建てるのはいいとして、可能な限り、他のプレイヤーに来てもらえるような街の発展のさせ方をしたい。どうするか。 すでに方針は決まっている。小麦(など)からウイスキー、鉄材や石炭を使ってのマスケット銃を生産、それをカリブの街々で売りさばくことでキャラを育て、名声を稼ぐ拠点とすること。なので、鉱山と畑、それに食料品交易所と工業品交易所も造ってみる。開拓街に建物を造るさいに木材が必要であることから、人工林も造成。 で、これが、2月25日現在のブランズウィクの街。 手前に食料品交易所と工業品交易所があり、その奥に住宅地、その奥に人工林と畑があり、最も奥まったところに鉱山がある。一番前の部分が空白地になっているのは、酒場や銀行、造船所を置くため(スペースが合わなかったら泣いちゃう)。 が、ここでトラブルが発生。 食料品交易所では、トウモロコシと小麦と塩が出現した。これは、まあ、計画通り。だが、工業品交易所で、何故か交易品が出てこないのである。 何故だ? 鉱山と工業品交易所があれば、鉄材は出るのではなかったのか? 人工林があれば、木材は出るんじゃないのか? というか、何も出ないって、何なの? ‥‥動揺する気持ちを抑え、面倒くさいなぁ、と思いつつ、過去の特集記事を検索してみた。 人間の記憶って、アテにならないなぁ‥とつくづく思った。採掘場が鉱山に変更になっているのは、まあ、いいとして、鉄材を出すのには、工房が必要なのね。木材がどうなってるのかは不明だが、同じく工房(鉄材と同じものでいいのかはわからない)が必要なのか。 とりあえずは、街の人口が増えるのを待って、工房や酒場が出現するのを待つしかないのか。 に、しても。 開拓街で他のプレイヤー(まあ、自分でもいいのだが)が交易品を買ったりしてお金を落とすことで、人口の増加が促進される、みたいなシステムみたいだけど、これじゃ、序盤はその機能、全然使えないんじゃないの? 人工林や鉱山、工業品交易所って、最初に造っても全然意味ないじゃん。こんなところに意地悪な仕掛けをつくる意味、なんかあるのかな‥‥ ついでに言うと、他の商会の開拓街へ行くために街登録をしたまではいいんだけど、何故かは知らないが、上陸地点の近くに行っても、街が見える場合と見えない場合がある。あ、誤解のないように補足すると、同じ街が見えたり見えなかったりするわけではなく、見える街と見えない街がある、ということ。これってバグ? それとも何か原因があるのだろうか? 事前の情報では、街登録さえしていれば、街は見えるようになる、ということだったのだけど。 これとは別に、ブランズウィクの街でマスケット銃をつくるというプランにも何だか不安要素が出てきた。‥‥落ち着いて考えてみると、石炭はまだしも、鋼(というか石墨)って、産出が可能なのだろうかww まあ、それならそれで。 ヴェラクルスで金を買い、地方海賊への上納品をつくる拠点として利用してもらう、という手があるではないか♪ う~ん、我ながら妙案である。 いずれにしても、人口が増えて、工房や酒場が造れるようになるまで、ひたすら建築周期が回るのを待つしかないという理不尽‥‥ まあ、ここまでは楽しめてるのでいいけども。 人口が増えるのを待つ間、通常プレイに戻ることにしようww
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/303.html
準決勝戦SS・開拓地その1 登場人物紹介 潜衣花恋(くぐるいかれん):迷宮時計によって北宋末期へと送り込まれた少女。触れたものから何かを奪う『シャックスの囁き』という能力をもつ魔人 宋江(そうこう):梁山泊三代目首領。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 呉用(ごよう):梁山泊軍師。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 公孫勝(こうそんしょう):梁山泊副軍師。道術使い。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 林沖(りんちゅう) 梁山泊林冲騎馬隊総隊長。宋国一の槍の名手。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 馬麟(ばりん):林沖騎馬隊副隊長。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 郁保四(いくほうし) 林沖騎馬隊旗手。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 史進(ししん):梁山泊遊撃隊隊長。棒術の使い手。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 李俊(りしゅん):梁山泊水軍総帥。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 童猛(どうもう):李俊の副官。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 張順(ちょうじゅん):梁山泊潜水部隊隊長。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 凌振(りょうしん):梁山泊大砲部隊隊長。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 童貫(どうかん):禁軍元帥。梁山泊最強の敵。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 高俅(こうきゅう):禁軍大尉。蹴鞠が上手。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 周信(しゅうしん):禁軍上級将校。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 呉秉彝(ごへいい)周信の副官。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 葉春(ようしゅん):金陵水軍の船大工。時ヶ峰健一が最も恐れた男。 *一部登場しない人物もいます 麾下の兵はいつの間にか五千を割っていた。 宋という国は腐っている。しかし、腐っていても国は国であった。 その力はやはり大きく、強い。抗うものを押しつぶす圧力がある。 目の前にいる軍がまさにその象徴だった。 斥候の報告では陸軍だけでも十万はくだらないという。梁山湖に迫っている水軍と合わせれば十五万は優に超えるだろう。 それに対し、梁山泊にいる兵は水陸合わせてようやく五万を超えるかどうか、というところだった。 禁軍。高俅の率いる、脆弱な軍とはまるで違う。本物の宋国の軍。護国の軍だ。 馬腹を蹴り。馬を駆けさせた。 麾下の騎馬隊がそれに続く。隙間なく、密集させる。駆け抜き敵軍を断ち割る。 俺が、鍛えに鍛えぬいた騎馬隊だ。例え童貫の軍が相手でも自分の体の如く動かし、密集された軍を貫くことはできる。 しかし、それから先が続かなかった。 どれだけ騎馬で翻弄しても戦意は下がらず、すぐに体勢を立て直しにかかる。隙が、見えない いつも死に損なってきた。 妻を亡くしたあの日から死に場所を探し続けてきた。 だが、生き続けようともしていた。 戦場では常に厳しい場所に身を置こうとしていた。しかし、そこで死のうとは思わなかった。 死を恐れることはなかったが、生き抜くために全力であがいた。 ──だが、それもここまでかもしれん ずっと待っていたのかもしれない。こうして戦える日を。 戦いて、戦いて抜いて、死ねる日を。 だが、その時ではない。麾下の兵も、自分もまだ戦える。 再び、馬腹を蹴った。後ろで郁保四が旗を掲げている。見えなくてもそれがわかった。 俺たちの、旗だ。 敵が近づいてくる。 目の前で騎馬隊を二つに割った。馬麟にもう一隊を率いさせる。 槍を目の前に構え、ただ真っ直ぐ走った。兵を蹴散らしながら敵陣を進む。 馬麟の隊と交差する。あいつは、笑っていた。きっと、俺も今笑っているのだろう。 敵の陣形は堅かった。一向に崩れる気配が見えない。 だが、構わなかった。崩れる気配がないなら、崩れるまで攻撃を繰り返すだけだ。 一度馬麟と合流したとき、敵兵が吹き飛ぶのが見えた。 史進だ。史進が鉄棒を振るう。その鉄棒に触れた者が弾けたように飛んでいく。 「林沖!」 史進が俺を呼ぶ声が聞こえた。それに応えるようにして叫んだ。 馬を駆けさせた。麾下の兵もそれに続いた。 騎馬隊の叫びは、一匹の獣の咆哮となって戦場に響いた。 金陵水軍の中型船が沈むのが見えた。張順たち潜水部隊がうまくやってくれたらしい。 (しかし) 梁山泊水軍、大型船五十隻、中型船百艘、小型船百五十艙。その数が頼りなく聞こえるほどに金陵水軍の物量は圧倒的だった。 地の利はこちらにある。李俊たち梁山泊水軍は梁山湖の水路、流れを知り尽くしている。平時なら目を瞑っていても自在に船を操ることができるだろう。 水兵の練度も決して劣っていない。いや、僅かながらこちらが勝っている。 潜水部隊の連中もよくやっていてくれてる。ヤツらがいなければ金陵水軍はとっくにこの場を抜いて梁山泊に迫っていただろう。 しかし、それでもなお、金陵水軍の圧力は一向に衰える様子はなかった。 船団が前に進んでくる。海鰍船が、五隻並んで近づいてくる。 思わず退がりたくなるような圧力を、その船は備えていた。 海鰍船。海の鯨。斥候があれをみてまるで山が動いたようだと言っていた。その気持ちが今わかった。 海鰍船がこちらの大型船にぶつかるのが見えた。大型船に穴が開いた。船体がゆっくりと傾いている。すぐに沈むということはないが、あれでは航行はできないだろう。 敵の船は少しぐらつきはしたが、ほぼ支障はないように見えた。船上から矢を打ちかけてきている。 こちらの船も応戦しようとはしているが、いかんせん高さが違いすぎた。さらに向こうには船員も多い。船に乗り込むのも困難だった。火矢を打ちかけてもすぐに消火されてしまう。 援護をするために前に出ようとした。それは阻もうとするように、敵船が動いた。 思わず。舌打ちをした。敵の小型船がこちらの中型船につっこんできていた。船は、頑強に作ってある。一度や二度の衝突では壊れはしない。 しかし、何度も繰り返されるとどうなるかはわからなかった。 海鰍船にやられた大型船から船員が飛び出している。潜水して進んでいるが、息が続かなくなり水上に顔を出したところに矢を射掛けられていた。 援護をしようにも前に出ることができなかった。無理に出ようとすれば、守りに綻びが生じる。 やつらは見捨てるしかなかった。 「李俊どの」 「わかっている。」 童猛が後ろから声を掛けて来た。普段は口数が少ないが李俊が迷っているときにさりげなく口を出す男だった。 「一度葦原に入り、体勢を立て直す」 梁山湖の葦原は深い。小舟では辺りを見渡せないように作ってある。海鰍船でもそう自由には動けないはずだった。 一時退却の鐘を打たせた。 それに合わせて金陵水軍の船も追ってくる。悔しいが、船の性能は向こうの上だった。 あれほど速く、小回りの効く船は船はみたことがなかった。 海鰍船もある。水路が絞られるとはいえそれが脅威であるという事実は変わらなかった。 (だが、時間を稼ぐ方法はいくらでもある) 轟音が響くと同時に、水柱が上がった。 仕掛けていた機雷に当たってくれたらしい。 機雷は単純な罠だ。ただ目の前に浮いている袋を槍であければそれだけで被害を防ぐことができる。 だが、単純であるだけ処理には時間はかかる。 「やはり、強いな。宋は」 誰に言うでもなく。そうつぶやいた。 だが、相手がどれだけ強くても、この梁山湖の上では負ける気がしなかった。 ここは自分の庭だ。よそ者に好き勝手させてなるものか。 対岸には土煙が上がっていた。鬨の声が聞こえてくる。 南のほうでは船同士がぶつかり合っている。水柱が上がっている。。 戦争だ。 どうやら戦の真っただ中に放り込まれてしまったようだ。 昨日、迷宮時計は対戦相手は蛎崎裕輔、戦場は過去─開拓地─梁山泊、であることを教えてくれた。 水滸伝だった。 ここがどのような場所であれ、まずは蛎崎裕輔を探すことだ。倒すにせよ、説得するにせよ。まずヤツを見つけなければ話にならない。 『掃き溜め』のコミュニティにも蛎崎裕輔という『魔人』について詳しい情報を持っている人間はいなかった。 希望崎にもそんな名前の魔人はいない。軍、警察の関係者、武闘派魔人として名を上げているものの中にも当てはまるものはいなかった。 風天は「なら余裕で勝てるじゃん。だって花恋ちゃんはブラストシュートにも時ヶ峰にも勝ったんだぜ」と言っていた。それに賛同した人間はいなかった。 魔人の勝負に絶対はない。たとえどんな魔人が相手でも油断することは出来ない。 現時点でウィッキーさんや本屋文という高名な魔人が消えている。どちらも単純戦力では時ヶ峰にも劣らないと目されていた魔人だ。 その二人が突然行方不明になったのはつい最近だ。『掃き溜め』にいる警察関係者の話では、二人が消えたのは迷宮時計にかかわることである可能性が高いということだった。 そいつらを倒した魔人が、まだこの戦いに残っている。そしてその魔人が蛎崎裕輔であるという可能性もゼロではないということだ。 一切の油断が許されない、正体不明の魔人。それを相手に勝利を収めるならば、不意をつき、先手をとる必要があった。 先手さえ撃つことができれば潜衣の能力『シャックスの囁き』は、一瞬で相手の命を奪うことができる。 それで終わりだった。 突然、あたりが暗くなった。さっきまでは確かに日が出ていた。上を見上げる。北海道が空に浮かんでいた。 北海道の地面が割れていく。そこから何かが降ってきている。 80年以上生きた直感が、これは危険であると告げていた。 魚が空を飛んでいる。昔、一度北海道に言ったときに見たことがある。 エゾジャケだ。なぜ宋に北海道がいるんだと考えたがそんなことは自問するまでもない。それが蛎崎裕輔の能力だということだろう。 理由はわからないが、確信した。 蛎崎裕輔。こいつがウィッキーさんと本屋文を倒した魔人だ。 80年、死線を潜ってきた生きた女の勘がそう言っていた。 湖が、赤く染まっているのが見えた。私と倒すためならどれだけ犠牲が出ようがかまわないという腹なのか。 ──真っ直ぐじゃあないな と思った。徹子がここにいてもきっと同じことを思うだろう。 エゾジャケがこちらに迫ってきている。まずはヤツらから隠れることだ。 足元にあった石を拾い、『存在感のなさ』を奪った。自分の気配を遮断する。 しかし、エゾジャケは私に向かって、迷いなく、真っ直ぐ向かってきた。 まるで私を敵と確信しているかのように。 ──これも蛎崎の能力の一環か いつの間にかエゾジャケに周囲を囲まれていた。 額に冷や汗が流れた。自分がここで死ぬというのが直感で理解できた。 向こうの世界にいた時にも何度か死を覚悟したことはあった。だが、そんなときはいつも徹子が傍にいてくれた。 だがここに徹子はいない。 ──痛いのはいやなんだけどな 左腕にはめた時計に手を触れる。その瞬間体がガクリと傾いた。 右足が焼けるように熱い。エゾジャケが下から空に飛んでいった。 その口には私の右足が咥えられていた。エゾシャケがそれをかみ砕いた。 体がゆっくりと倒れて行った。北海道の地面が見える。 エゾシャケが空を駆けている。拳を振ったが、それはただかみ砕かれて終わった。 赤い血が私の顔にかかった。 左腕も噛み千切られた。腕がくるくる回りながら飛んで行った。 胴体を喰いちぎられた。腰から下だけがゆっくり倒れて行っているのは少し滑稽だった。 首を噛み千切られた。視界がだんだんと暗くなっていった。 「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」 「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」 「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」 「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」 「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」 「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」 突然、空から歩兵の群れが降ってきた。兵が次々と打ち取られていく。公孫勝というヤツの道術だろうか。 歩兵は、聞いたことのない言葉を一斉に唱えながらこちらに駆けてきた。まるで淫祠邪教の教徒だ。仲間が槍に突かれても、自分の体が剣に刺されても、呪言を唱えながら前に出てくる。 周信は太鼓を打ち鳴らさせた。陣形を変えさせる。武侯八陣図。守りの陣。混乱した兵をまとめるにはまず固く守ることが一番だった。 「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」 「ネガワクバーーー!!!」「ネガワクバーーー!!!」 「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」 「シチナンハックー!!!」「シチナンハックー!!!」 「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」 「アタエタマエーー!!!」「アタエタマエーー!!!」 うるさい。黙れ。 歩兵は空からどんどん降ってきている。討っても討っても、数はますます増えていった。 まさか梁山泊にこれほどの兵力があるとは。臍を噛むような思いが周信の腹を煮えくり返らせた。 いまだに、どこかで梁山泊をただの賊徒とみている自分がいた。禁軍が、宋が本気を出せばいつもつぶすことができると、高をくくっていた。 その油断の結果がこの様だ。 突然の増援に兵は混乱しきっていた。陣形を立て直すこともできないだろう。 この戦線はもう持たせることはできない。ならば。 「呉秉彝。いるか。」 「はい。」 呉秉彝とは禁軍に入ってからずっとともに戦ってきた。戦場でこの男が動揺するところを周信は一度も見たことがなかった。 「ここはもう持たぬ。お前にこの隊の指揮を任せる。できるだけ生かして返してやってくれ」 「周信どのは」 「退却には殿が必要であろう」 増援が来てからの梁山泊軍の圧力は尋常ではなかった。歩兵と騎兵が津波のように押し寄せてくる。 あれ相手にまともに当たれるのはこの隊には周信か呉秉彝しかしなかった。 「それならば殿には私が」 「ならぬ」 呉秉彝が何を言おうとするかはわかっていた。だからその言葉を強く遮った。 「これは命令だ。」 ──お前は生きろ。 と、までいうことはできなかった。呉秉彝はただ黙って拝礼をしていた。 「麾下の兵の兵は俺に続け。我らはこれより死地に入るぞ」 叫んだ。兵の鬨の声が、ネガワクバーとかいう呪言を打ち消した。 退却の鐘の音が辺りに響いた。この戦場は俺の負けだ。 だが、大宋国は負けではない。そうさせないためにこれから戦うのだ。 「ネガワクバーーー!!!」 歩兵が槍を持ってかけてきた。馬上から突き殺した。 手ごたえはあった。穂先には赤い血がついていた。まやかしなどではない。本物の兵だった。 「駆けろ。足を止めるな。」 退いては突撃し、突撃してはひいた。圧力はどんどん増していく。 突破することは考えない。ただ足を止めればいいだけだった。 それでも部下は少しずつ減っていった。呪言が大きくなっていた。 視界の端に黒い塊が移った。 林沖。 見事に騎馬隊を操っていた。黒い一匹の獣のようだった。 獣が駆けてくる。獣が牙をむいた。 馬腹を蹴った。喉元を引き裂いてやる。槍を真っ直ぐ構え、駆けた。 正面から、ぶつかった。向こうの騎兵が馬上から落ちるのが見えた。 だが、それ以上にこちらの数を減らされた。騎馬隊を反転させたとき、林沖騎馬隊は既にこちらに向かって駆けてきていた。 ──見事だ。 血が沸き立つの感じた。俺の武は、ここで戦うためにあったのだということがわかった。 駆けた。ただひたすらに駆けた。林沖の眼が俺を真っ直ぐ見据えている。林沖が槍を捨て、剣に手をかけた。 その後ろに、蒼空が見えた。空はどこまで青く、広かった。 獣が向かってくる。その獣を討つために俺は駆けるのだ。 俺も槍を捨てた。馬上で確実に将を討つには、槍よりも剣だった。 不意に呪言も馬群の足音も何も聞こえなくなった。 獣と正面からぶつかる。林沖が剣を構える。気が充実しているのがわかった。 剣を握る手に力が入る。 すれ違い様、剣を振るった。 渾身の、すべての力を込めた剣だった。 それが林沖の剣に弾き飛ばされた。 林沖の剣が首に触れた。 剣はひたすらに冷たかった。その冷たさが心地よかった。 手を握る。手を開く。 ちゃんと動く。 手で首に触れる。ちゃんとつながっている。 湖が見える。戦の声はまだ聞こえる。 エゾシャケに囲まれたとき迷宮時計の『破壊されても所有権を持っている限り、必ず別の形態で再び出現する。』という性質を奪っておいた。 おかげで体がバラバラになってもなんとか復活することはできた。 エゾシャケも私に気付いたみたいだ。再びこちらに向かってきている。 走る。全力で逃げる。 だがすぐに追いつかれた。エゾジャケに頭蓋をかみ砕かれた。 視界の端に脳みそをぶちまけて倒れている私が映った。あまり気分のいいものじゃあない。 私がヤツなら森に逃げる。まずはそこにいく。 「シチナンハックー!!」 エゾシカの槍。 首が飛んだ。 足元に私の生首が転がっている。 再び走る。死んだ。 死ぬ。何度も死ぬ。 はらわたをぶちまけて転がっているものもあった。 何がどうなっているかも判別できないぐらいにグチャグチャになっているものあった。 もう何度死んだかわからない 死ぬたびに、誰かの顔が見えた。 それが誰なのかはっきりと見えている。 そのはずなのに、生き返ったときにはそれが誰だったかわからくなっていた。 私はそいつをどうしたいのだろう。その手を掴みたいのか、その体を抱きしめたいのか、それともそいつを殺したいのか。 わからなかった。どれもしたいようにも思えたし、どれも違うような気がした。 駆けた。ただ駆けた。 駆けるうちに蛎崎を追っているのか、死に際に見える影を求めているのかわからなくなった。 たった一歩を踏み出すために何度も死んだ。 心臓を貫かれた はらわたを、ぶちまかれた。 首がとんだ。 何故私はこんなことをしているんだろう。 駆けた。 死ぬ。走る。死ぬ。走る。死ぬ。走る。死ぬ。走る。死ぬ。走る。死ぬ。走る。死ぬ。死ぬ。死ぬ。死ぬ。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ 死体が増えていく。 死ぬたびに、何か心が削られていくような気がする。 いつの間にか死ぬたびに見えていた誰かも目に映らなくなっていた。 ただ、駆けた。 心臓を食われた。 足元に眼球が転がっている。 目の前に槍が迫ってきている。 槍に貫かれた死体があった。 それから目をそらし地面を蹴った。 水面からエゾヒグマが顔を出した。 私の体が放射熱線で焼き尽くされた。 それでも私は生きていた。 北海道から落ち葉が舞っていた。 「何がどうなってやがる。」 李俊は目の前で起きている光景が現実のものだとは思えなかった。 完全に理解を超えてしまっていた。 「チェエエエエエストオオオオオオッッッ!!!!」 金陵水軍自慢の海鰍船で暴れいるのは巨大な芋。エゾサツマイモである。 幕末をテーマにした小説を読むと新撰組とかが薩摩藩士のことを薩摩芋とか薩摩の芋侍とかいうのをよく目にすると思う。 この言葉を目にして皆さんはこう思ったのではないだろうか。 「まったく、人のことをイモというなんて失礼な人たちだなあ」「人間をイモ扱いするなんて礼儀知らずにもほどがあるよ」と。 私はここで彼らを弁護したい。彼らは別に悪意を持って薩摩藩士のことを薩摩いもなどと言っていたのではない、と。 彼らはただ見たままのことを言っていただけなのだ。 そう薩摩の侍には本当に芋が混じっていたのだ。 だから彼らは薩摩の侍のことを薩摩イモと呼んだりしていたのだ。本当に芋侍が混じっていたのだ。 それが松前藩と薩摩藩のに密貿易によって輸出されていたエゾサツマイモなのだ。 「チェエエエエエストオオオオオオッッッ!!!!」 エゾサツマイモは強い。どのくらい強いかというと西郷どんがエゾサツモイモだけの軍勢で日本転覆をたくらんでしまうくらい強い。 「チェエエエエエストオオオオオオッッッ!!!!」 エゾサツマイモは強い。どのくらい強いかというと新撰組局長近藤勇がエゾサツマイモの初太刀は絶対にかわせというぐらいに強い。 「チェエエエエエストオオオオオオッッッ!!!!」 エゾサツマイモは強い。なんで強いかというと死んでもそこで根付いて増殖するから強い。 「チェエエエエエストオオオオオオッッッ!!!!」 エゾサツマイモは強い。なんで強いかというと植物だから何も考えずに攻撃するから強い。 「チェエエエエエストオオオオオオッッッ!!!!」 李俊はしばらくの間呆然としていた。 巨大な芋が空から降ってきていきなり金陵水軍と斬り合いを始めたのだから当たり前だ。 李俊だけではない。梁山泊水軍全員がただ立ち尽くしていた。みんな目の前で起こってることを理解することができなかった。 芋と水兵が斬り合っている。芋に返り血がつく。芋が斬られる。斬られた芋はそこに根を張り、新しい芋が誕生する。命の輪廻だ。命は巡っているのだ。 そして新しく芽生えた芋が水兵をまた斬り殺す。 なんだこれ。 永劫とも思える時間の中で一番最初に思考能力を取り戻したのは梁山泊水軍総帥李俊であった。 「何がなんだかさっぱりわからんが、とにかく今が機だ」 李俊の言葉に水軍が我に返る。確かに今が逆転の機だ。金陵水軍は混乱している。こっちも混乱しているけど向こうはもっと混乱している。攻めるならここしかない。 「行くぞ。芋を援護する。全船進め」 梁山泊水軍が前に進んでいく。小型船が船団に向かっていく。小型船は衝角の先を尖らせてある。これで全速で突っ込めば多少装甲が熱くても問題なく穴をあけられる。 「火矢は使うな。芋が焼ける」 あの芋が火をあたったぐらいで動けなくなるとは思えなかったが念には念を入れておく。 「崑崙出ろ。大砲を打ち込むぞ。」 崑崙は船上に大砲を詰め込んだ大型の特殊船である。 この日のために、水軍と大砲屋である凌振が苦心して製作した船だ。 「震天雷は使うなよ。芋が焼けるからな」 震天雷とは着弾した瞬間に爆発するように作った弾、いわゆる炸裂弾である。 うまくいけば一撃で船を沈めることもできるという代物だったが、今は敵船に芋が乗っているので使うことはできない。 大砲は脅しになればそれでいい。 「撃て」 崑崙から轟音が響いた。敵船団の混乱が深まるのが見えた。 「俺たちも斬りこむぞ。芋に後れを取るな」 ──勝てる。 赤く染まっている海鰍船をみて、李俊はそう確信した。 死んだ。何度も死んだ。 数えきれないほど死に、その度に生き返った。 生き返る度に、走った。ただひたすらに走った。 頭の中に声が響いてきた。 ──何故走る。 蛎崎を見つけるためだ。 ──何故だ。 蛎崎を倒すためだ。 ──何故だ。 迷宮時計の戦いに勝つためにだ。 ──何故だ。 徹子の人生を歪めた迷宮時計に、落とし前をつけてやるためだ。 ──何故だ。 それが私が徹子にしてやれる唯一のことだからだ。 エゾシャケが私の足を食らった。その場に倒れこむ。 「アタエタマエーーーー!!!」 エゾシカの槍が私の体を貫いた。 私はその死体を見下ろす。 ──この戦いはこんな骸を晒してまでやらなければならないものなのか。 そうだ。 ──勝てると思うのか。 うるさい ──たったこれだけの距離を進むために貴様は何度死んだと思っているのだ。 それでも進むことはできた。 ──死に続けることになるぞ。 黙れ ──体は修復されても貴様の精神は死に何度も耐えられまい。 黙っていろ!! 頭の中に声が響く。誰の声なのかはわからない。 私の声のような気もする。徹子の声のような気もする。姉さんの声のような気もする。一文字の声のような気もする。誰の声でもないような気もする。 ──お前はもう勝てないよ。勝っても意味がない。 そんなはずはない。勝てば。勝てば ──お前はもう終わりだよ。 黙れ! 声を振り切るように駆けだした。 エゾシカの槍が私の体を両断した。 誰かの笑う声が聞こえる。 黙れ。私は勝つ。勝ってこの戦いを終わらせる。 走った。走って死んで、走り続けた。 笑い声は鳴り止まなかった。 死ぬたびに、笑い声は大きくなった。 洋服を着た少年が見えた。蛎崎だ。 頭が吹き飛んだ。蛎崎はまだ見える。目を見開いてこちらをみていた。 蛎崎に触れて、命を奪う。それで全てが終わる。 あと五歩。 四歩。 胸元からエゾシカの槍が見えた。 三歩。 笑い声はまだやまない 二歩。 首がごろりと転がった。視界が回転する。 一歩。 手が蛎崎に触れた。 『シャックスの囁き』 命を奪う。 蛎崎に触れたはずだった。 そのはずなのに私が触れたものは徹子に変わっていた。 私が徹子の命を奪った。徹子はあの時と同じ顔をして 槍が私の体を貫いた。 エゾジャケが私の右腕を喰らった。 いつの間にか笑い声はやんでいた。 変わりに私の口から笑い声が漏れていた。 徹子がいた。一文字がいた。ウラギール・オン・シラーズがいた。姉さんもそこに立っていた。 北海道から落ち葉が舞っている。 姉さんと徹子が私に手を差し伸べた。私はその手を掴もうと手を伸ばす。 「ネガワクバーーー!!!」 その腕をエゾシカが切り落とした。私は今どちらの手を掴もうとしたのだろう。 「チェエエエエエストオオオオオオ!!!」 エゾサツマイモが両腕を無くした私を袈裟斬りにした。 ゆっくりと血が噴出した。そのまま倒れこんだ。 北海道からの落葉が私の体を包んだ。 エゾアサ。ああ、最後にヤツらの顔が見れたのはこいつのせいか。 無念だ。だけど、こいつらの顔を見ながら逝けるなら、そう悪くはない。 そのまま、目を瞑った。きっと向こうで徹子が待っていてくれる。意識を手放す寸前、私は最後にそう思った。 このページのトップに戻る|トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/doldoldoldol/pages/202.html
Colony 納入品用の報告コメント欄を作成いたしました。ご報告お待ちしております。 -- まず投資で発展度65000で、後は10000x2と30000ぐらいじゃないでしょうか?>中枢都市化 -- Zイング、マフィン納入可200で交易経験10。他パン8種類、パイ3種類は不可。 -- g 乙ヴェネ メノルカ島献上可 冒険経験5獲得 -- Zイング、パスタ4種類、豆のスープ2種類不可。 -- g Zイング、納入不可:イワシの炭火焼、ニシンの燻製、タラのワイン蒸し、タイのチーズ焼き、ヒラメのワイン蒸し、魚介のグリル、マグロのステーキ、羊肉のカレー -- g 能登ヴェネ 近衛騎士甲冑納入できました。 -- Zイング、硬化銅板、依頼斡旋書納入可、鳥丸、エダムチーズのグラタンは納入不可 -- Zイング、ジュエリーカット緑・赤納入可。青は不可 -- ひとつ上のものですが、圧延銅板はだめでした -- 能登イスパ 暴君のオーブ納入可 -- 明日のメンテ以降に開拓地に変化あり メンテナンス後が楽しみですね。 -- 開発人 アイテム納入と発見物献上は1上陸に同時に納品可能 -- 交易lv50時に投資申請書50枚納入で交易経験2取得 -- 能登イング ダヌの祈り道具屋納品可能でした。 -- アイテム納入(道具屋主人) に納入可能アイテム一覧作成しました。納入アイテムはこちらに追加お願いしますm(_ _)m -- 戦う会計士 ジュエルターバン最初から赤いのはアレキモスク産なので変更 -- Z -- Zポル、羽ボネ・基本色可でした。 -- 乙イング 硬化銅板の経験値が90に変わった -- 宇宙人ジョーンズ 乙イング 硬化銅板の経験値2/3正午頃また変わった経験値45 -- 宇宙人ジョーンズ 乙イング 降誕アルバの経験値が90から75に変わった -- 宇宙人ジョーンズ 国家貢献勲記の項目を追加してみました^^専用船へのリンクの貼り方は、良くわからないので、解る方お願いします><ノ -- リタ&リア メイントップローヤルスル(複合補助帆作成12)納品可能という未確認情報あり。確認お願いします。 -- 国家貢献勲記の枚数は獲得経験で計算できる(経験25ごとに1枚。発展順位での変動はカウント。他職での半減はノーカウント)はずだから、項目は不要だと思う。 -- 降誕アルバ ケイマンに5着納品で国家貢献勲記15枚!生糸めんどいw -- E イング 項目は、あくまで基準として置いておいても^^>” -- リタ&リア テルナーテで大船尾楼、アンボイナで大のスパンカー・スプリットを納品できました。(東南アジアの記入枠が見当たらないのでここへ書きました) -- Nフランス 追加しといたぞ。国名と都市名をごっちゃにしたくないので、カリブも都市名で統一してみた。 -- テルナーテ、ヒンドゥー女神の護符で経験35 -- テルナーテ、ディオニソスの酒OK -- テルナーテと南米では、経験が違うのね・・・南米だめぽ -- 発見物カード「スルタンの装束」で冒険経験45、国家貢献勲記 3枚来ました。意外においしい? -- Z イング テルナーテ:地理学入門×2個、国家貢献勲記1枚 -- ウィレム 硬化ローズウッド板納品不可 -- 経験がおいしいのは到達時ボーナスが加算されてるときでは?カードによる納品は経験15につき1枚 -- ななし 無駄にカードが1156枚あるが、商人してると渡す気が^^; -- 削剥銅版5枚納入で貰える枚数は7枚でしたよ。 -- グラにて名君のオーブ5つで12枚でした。まとめて納品でボーナスつくのかな。 -- 冒険・交易・軍事それぞれ個別判定で経験25毎に1枚と言う事ではないでしょうか。 -- テルナーテにて大型船首楼 2つ + 将軍のオーブ +大型船尾楼で経験175 勲記7枚を確認しました。 -- 開拓地の総合値って、どこ見ればいいんだろ。更新が・・・ -- エロ民 ↑直接行って見る。そしてここを更新する。俺は東南アジアちょっとだけ更新しといたぜ。 -- 乙 ミサ用アルバ、カイエンヌ納品できました。経験は一着150でした。 -- おたえ 四旬節用アルバ カラカスに納入できました。経験は250貰えました -- 脳筋くじら ジュエリーカット黄の書 カイエンヌ納入できず -- フランス商人 ウィレムの納品○×をちょっと更新しました。 -- ライカールト トルヒーヨ。追加大スパンカー、大型船尾楼、エジプト女神の護符×を追記しました。 -- イスパ冒険者 カラカス、ジュエリーカット赤、青、白の書納入できませんでした -- ヴェネっこ ウィレム 献上候補としてスカンジナビア半島(海域カード)が出てますが、関係あります? -- ネデの旅人 各街の総合度って意味あるのでしょうか?発展度の欄を作ってほしいです。 -- おろ? 総合度は、文化+商業+武装の合計でいいのでしょうか? -- ネデの商人 まだ自分は納品してませんが、ウィレムは「幸運のレイヴの鎧」が納品できるみたいです -- ネデの旅人 すみません。幸運のレイヴの鎧納品確認しましたが、書きミスったので出来る方編集お願いします (_ _) -- ネデの釣り師 エロ鯖カラカス、ドック使用可能^^ -- も 能登鯖カイエンヌ、ドック使用可能^^ -- おフランス人 亡命検証してみました。ポルトガル開拓地のペルナンブコでドック使用権を獲得後、イスパニアに亡命。イスパニア開拓地のトルヒーヨで2.5Mと勲記25枚でドック使用可能になりました。亡命前から格納していた船は問題なく取り出し可能でした。 -- 乙鯖民 太陽の護符4個+ヒンドゥー女神の護符1個(1位)で経験165 -- 一気に五つを納入すれば経験がそれぞれに50%アップしました。25*5→37*5=185 -- 韓國人 同時に納入(テルナーテ、文化2位)、ヒンドゥー神の護符5=185, ヒンドゥー神の護符2+月の護符2=125, ヒンドゥー神の護符2+月の護符1=100 -- 商用ピンネース★3 ウィレム納品で国家貢献勲記3枚 -- ネデ商人 アッラシードの像、エロトルヒーヨに冒険職で1個納品してみた。4/16メンテ後。冒険名声7・経験80・貢献紙3枚。調子にのって紅海東岸まで掘りに行ったが1個も掘れず…。 -- ウィレムスタッドで酔い覚ましを納品できました。手持ちの28個納品して、経験入らず。詳細不明 -- Nネーデル リマ、武装:追加大スパンカー名声8経験70勲記2 -- リマ納入可能、酔い覚まし、投資、斡旋。 -- リマ、太陽の護符と地精の刻印が候補に出ました -- リマ○:暴君のオーブ、×エジプト女神の護符・古代神の呪符 -- リマ 不可:神聖文字の護符、アフリカ神の護符、神獣の御守り、竜の呪符 -- リマの納入品って1位半減とかの仕様が適用外になってませんかね? -- リマ、シルク製シャマール○、サテン製シャマール× -- 発展種別一覧の経験値1位2位3位ってなに?亡命順位? -- 順位は文化商業軍事の発展度の数値の順番です。例えば、文化度が3つのうちで一番数値が高いときにギリシャ神護符を納入しても12しか経験もらえませんが、3番目の時なら30経験もらえるってことです。 -- カイエンヌ イシスの像を納品できました -- 小竹 リマ、マント&ダブレット納品可能 -- カイエンヌ 黒太子甲冑も納品可能 -- 小竹 リマ:生産系船首像全て不可 開拓地の作成船首像は英・東南アジア2種(の合わせて3つ)のみ確認 -- リマ:タラのワイン蒸し納品可でした -- Nネーデル アンボイナ:ヒラメのワイン蒸し納品可。141個で経験15、名声1、勲記1 -- Nネーデル 一つ納入時の経験値をxとしたら、五つ納入時の経験値は5(x+2)でした。いろんな納入品で確認した。 -- 亡命後のドック再取得は中枢化してなくてもok -- 5(x+2)じゃないと思うなぁ。少数以下切捨てなだけじゃない? -- あれ?(道化服*3+高級胴衣*2)*1.2/25=36枚のはずなのに、43枚貰ったのは何でだろう -- ↑自己解決。こっちのページだけ数値間違ってたんですね、直しました -- ウィレム、『航海技術入門』納品可です。冒険経験15 -- ネデの旅人 フュージリア銃をどこかで納品できましたが、どこか忘れました。スマソ -- B鯖フランスはいつも中枢化してない気がするんですが、どれだけ開拓すればいいんだろうか? -- 当方商人で、ディオニソスの酒:200個が冒険経験75・名声7・勲記6枚。編集わからないので、誰かよろしく・・ -- N納品好き
https://w.atwiki.jp/th_sinkoutaisen/pages/119.html
対象キャラは非想天則でプレイヤー操作可能となるキャラ。よって神奈子・藍・橙は対象外。 具体的には 霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・パチュリー・レミリア・妖夢・幽々子・紫・文・萃香 鈴仙・小町・衣玖・天子・チルノ・美鈴・早苗・諏訪子・空・ついでにヒソウテンソクの計21キャラ。 異変で得られるキャラや魅魔様にもこのカードの効果が適用されるため、初期のスタートダッシュ、リカバリともに非常に心強い一枚。 黒歴史に強いカードだが黄昏独立が場にあることを確認してからユニットを出す習慣をつけないとよく置き忘れて非常に後悔することになる。 雛・諏訪子・神奈子とヒソウテンソクはこのカードの恩恵を受けることが出来ない。 カードの性質上先に引けないと意味が無いので事故防止に複数枚積むのがオススメ。
https://w.atwiki.jp/ariaspc/pages/16.html
献上履歴 名前 コメント 年 季節 発展度 1000P献上品 行動 ポイント 1236年 秋 6 回避低下 発展0%まで上げて待機 2k 冬 魔法紙 待機(資金・材料調達) 1237年 春 7 飛石地爆 ポイント計測 8k超え計測不可 夏 能力上昇 すでに発展0%なので待機 秋 7 飛石地爆 ポイント計測 36k 冬 待機 1238年 春 6 魔法紙 ・・・ 計測不可 夏 白ルーン 待機 秋 7 飛石地爆 引き続き待機 計測不可 冬 能力上昇 1239年 春 7 能力上昇 引き続き待機 計測不可 夏 秋 6 白ルーン 発展のため一斉投入 2.1k 冬 1240年 春 7 能力上昇 アロー維持 4.5k 夏 秋 7 飛石地爆 発展 4k 冬 1241年 春 8 時限爆弾 ポイント軽減の為降格 夏 秋 7 飛石地爆 上げ直し 冬 能力上昇 1242年 春 8 時限爆弾 夏 範囲武器強化 秋 8 時限爆弾 90%降格 冬 範囲武器強化 1243年 春 7 飛石地爆 上げ直し 夏 秋 8 緑のルーンの魔術書 材料不足のため維持 5.5k? 冬 発展 1244年 春 9 青ルーン 青ルーン投入90%降格 13k 夏 上位時空門 秋 8 範囲武器強化 実弾投入上げ直し 29k 冬 時限爆弾 1245年 春 9 蘇生 アロー投入90%降格 7k 夏 上位時空門 秋 8 緑ルーン アロー投入上げ直し 冬 1246年 春 9 完全能力復元 アロー投入維持 6.9k 夏 死神の鎌 秋 9 青ルーン 青ルーン投入発展→終了 6.3k 冬 死神の鎌 1247年 春 10 竜巻 夏 秋 9 冥府の火炎 冬 蘇生 1248年 春 9 死神の鎌 夏 範囲能力破壊 秋 8 緑ルーン 冬 範囲武器強化 1249年 春 8 時限爆弾 夏 範囲武器強化 秋 7 飛石地爆 冬 発展7 推定ポイント(維持)5k アイテム名 必要数 備蓄数 更新日時 備考 魔術師のインク 195枠 51枠 8/4 11 00 のあ 51枠 大きな羽 17枠 8/4 11 00 のあ 17枠 ペリドット 21枠 8/4 11 00 2倍が成功率100%のあ 21枠 上質紙 500枠 8/4 11 00 のあ 500枠 ペリドット原石 7/11 0 00
https://w.atwiki.jp/hebiquest/pages/983.html
4000円持ち込んで銅のつるぎ、残像剣、ソードダンシング、鱗の鎧でクリアしました(途中の店でローラーブレードとか買ったけど) -- (ソウル) 2018-04-07 22 26 32 2000円で鉄ゲタ、ガラスの剣、太長こん棒でクリア!(偽商人から背水の剣出た) -- (えだまめ) 2023-06-05 07 05 51
https://w.atwiki.jp/arcadiasaga/pages/1705.html
Lv50 Wiz/Brd装備は 初期スロ10で ノトスより物理防御高め、物理耐性付きなので 「劣化」が正しいか意見求む。 - 名無しさん 2011-08-13 10 12 51